2021年10月29日

モザイクあれこれ


ザイクはお好きですか?



 




ご協力ありがとうございました♥


たい物は見たいの圧倒的勝利じゃないところに、日本人のわびさびを感じます

二次エロと三次エロでまた結果が変わってきそうですね(アカウントの性質からいって二次エロ派が多いと思いますが)


個人は、ちょっとはあった方がいい派です

CLIP STUDIO講座で一番真剣に見たのは、ふちがフェードアウトするモザイクのかけかたです

作者が一生懸命局部を描いたその努力を無にはしたくないけど、少しくらいは恥じらいが欲しい

隠されているほど見たくなる、そういうものです


僕はお情け程度にきざみ海苔が乗ってるのが好きです!


言葉のままの『モザイク』加工

黒塗り

白抜き

あるいはスタンプ的にコミカルに隠しているもの…


こういう隠し処理が好きだよ、というのがあったらぜひ教えてください



ザイク処理というのは決まりごとなので、ここに注目すると、読み専にはない作家側の都合が少し理解できる


そにこで有名な同人作家さんの熱いモザイク論は素晴らしかったです

その方はなるべく描きたい・見せたいのでギリギリの薄モザイク、あるいはモザイクのいらないエロ表現を狙うという趣旨でしたが

エロ創作に対する真摯な姿勢が伝わってきました

こういったエロ作品でアナルや膜表現が多いのはモザイク規制が緩いからというのは、作家側の立場にならないと得られない考えだったので、こういった意見を聞けて大変勉強になりました


ゲイエロ漫画で、穴には全てモザイクがかかっているのに、竿が一か所未処理のミスを見たことがあります

これは作者の中で穴の方が卑猥度が高かったからモザイクをかけたのか、それとも竿の方が見せたい気持ちがあったのかどっちでしょうか!?


ベントやショップで販売する場合はきちんとした決まりがあるけど、ネット上だけだとわりと曖昧な部分があります

kindleは白抜きでわかりにくいから規制のゆるいFAN BOXで買う、みたいなモザイク処理によって購入先を選択する方も結構いるのではないでしょうか?



既成がない方が自由な表現が出来るのだろうけれど

制限に合わせて表現を変えていくことで、新たに生まれる物もある

偶像表現を禁じたイスラムのモスクが、美しいアラベスク模様で埋め尽くされたように…


どれだけ規制されようとも、表現への情熱も、モザイクの下を見たい情熱も、誰にも止めることは出来ないのだ…


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2021年10月11日

洋物風小説は、普段読んでる雑誌がバレる

 

定の商業作品の情報でもなく、また創作ブログでもない

エロ創作全体見て何か言うっていうコンセプトのブログが他にないため、ランキングがこれで合ってるのか全くわからない


ンキングに登録されてる他のブログはどんな感じなのかなー、と思って見てみたら

K-POP?が上位を占めていて驚きました

他の創作系SNSではあまり見かけた覚えがないのですが…

ユーザー層が違うのか、検索上の問題なのか、興味深いですね


グループ名とか伏せずにまんまっていうのも、僕の常識では中々びっくり

僕の頃は、某国内アイドルグループがファンアートに厳しかったから、そのイメージなんだろうか

ナマモノでも海外だと取り扱いがゆるくなるんですかね



外ナマモノだと、僕は洋楽ジャンルが好きでファンアートも見ます

これは性的に求めているというより、元ジャンルが好きすぎて、最早何でも食べたい状態なので

エロでもホモでもギャグでも何でもいいから、とにかくみんなもっと描いて欲しい

なんか知らんけど、ガンズだけよく見かける…



れで思い出したんですが、最近『洋物風エロ小説』ってあんまり見かけない

場所設定が欧米だと、セリフ回しや地の文も外人インタビュー風で、この世にゃイカれたポルノがあるもんだぜまったく! Holy shit!!


しかし、ナチュラルに外人インタビューな言葉遣いの人はいないので、当然鍛錬が必要

コネチカットがどうたらみたいな知識もいるし、洋ロックナンバーからの歌詞の引用なんて小ネタも欲しいところ

それなりの文章力や知識を要求される、難しいジャンルだ


男性向けではあまり見かけたことないんですが、洋楽や洋画、外国人設定のBLでは昔はよく見かけました

最近のBLの傾向は、身近でリアルな男の子なので、ロックスターとか軍人とかのちょっと非現実的な洋物風エロ小説は流行らないのでしょうか


K-POPが人気の今、K-POPっぽい言い回しのエロ小説とかもあるのかな…

中華風も流行りですが、中国語エロ漫画はエロシーンだけなんとなくわかります

抽挿!射出!!

我明白了…^^


んほぉ♥系淫語も大好きですが、そればかりだと飽きてしまうと言うか

たまにはサックとかファックとかコックとかディックとか読みたい



昔これ系で神エロ小説サイトがありました…

ガチムチフェロモンおじさんスパイ受けの洋物風ハードボイルドエロ小説で、挿絵も上手かった

覚えてる人いるかもしれないので、どこかで復活してたらこっそり教えてください



般向けコンテンツとして、洋物がそもそも流行っていないのがいけないんでしょうね

K-POPもそうですが、今人気があるのはアジア系コンテンツなので

欧米系の海外ドラマとかがもっと流行ってくれないと、読むのは難しいかもしれません


ファックでディックなエロ小説を読むために、洋画や洋ドラ、洋楽の再ブームが待ち望まれます


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2021年10月6日

作品名書けない感想文って何の意味があるんだよ

 

まりにも魂の震えるエロ小説を読み、ここしばらく軽い燃えつき症候群になっていました

描く側ならともかく、読者が何言ってるの??


この感動を作者に…

伝えるのは迷惑なのでやめておきます…


以下送り先のないラブレターなので読まなくていいです




あふれ出るパッション、いわば人間エネルギーのような物に圧倒されました


短いエロ(しかない)小説のカギ括弧内に、人間の生と死が全て表されていた

やはり、性は生であり、また死であるということ

最早暴力とも見分けのつかないSEX、あまりにも本質に迫っている…

この人の喘ぎには『生き様』のような物がある

性欲の炎、燃やし続けていてほしい…



雌ビッチ男子に誘惑されて、ノンケ(自称)攻めの主人公がホモセックスするだけの話なんですが

ストーリーも設定も殆どない中で、受けと攻めそれぞれのキャラクター性に魅力を感じ、また二人の関係性の変化に興味を持たせるということがまずすごい


一見暴力的なSEXで攻めが受けを支配していて、受け側も従順に思えるが

一方で、受けの理想の攻めを演じさせられているという捉え方もできる

行きずりのなし崩し的なSEXのようでいて、イニシアチブの奪い合いが行われているわけだ


そこで交わされる言葉や、やり取りの一つ一つが、互いの矛盾点を深く追求し、性行為そのものが、自我同一性を確立するための禅問答として成り立っている


この追及は身にまとった社会性という外殻を徐々に剥がすことから始まり、より個人的な領域へシフトしていく

内面の深い場所に到達するにつれ、次第に暴力性が激しくなっていく

お互いの取り繕っていた部分、関係性の中で求められるがまま振舞っていた人格を捨て、真の自己を曝け出していく流れは完全に哲学の領域に達している

『死ぬ』『殺す』のような言葉が飛び交い、主題が社会性から、より本質的な生死の問題へとテーマが変わっていく

理性や人間性すら放棄し、ただ存在として『あなたは何?』という問いかけであった

命の奪い合いのような性行為を経て、しかし最後には愛が残るのであった…


やはりリビドーを『描く』というのは自己の探求であり、また『問い』にある

エロ小説を読むためには、人の心と己の心に向き合わざるを得ない

この上なく内省的な行為だ

あとすっごくエロかった


これは今後のエロ創作の流れを変えるんじゃないかというようなインパクトがあったし、実際似た系統のエロ小説の投稿が続いた気がします

もちろん、この作品が他の創作者にインスピレーションを与えたのか

エロ創作界の流れが先にあって、この作品がそれを象徴したのかはわかりませんが


僕の稚拙な文章では、素晴らしい小説への感動をちっとも表現できなくて苦しいですが

エロ創作だけが持つ正直さや真実味のようなものが、僕の心を揺さぶるのだということだけは伝わってほしい

長いことエロ小説を大量に読んできて、まだ僕を新鮮に驚かせる作品と出会える

人間とエロスは歩みを止めることがない

これからのエロ創作界にも期待が尽きません!