2021年9月21日

でも感謝はあれど文句はありませんので(フォロー)

 

♥いつも読んでくれる人ありがとう♥

これからもヌルヌル頑張ります


Pixiv小説、本文検索終了予告

日本中が深い悲しみに包まれた…


ロ関係ない真面目な話になりますが

ターゲット層にコンテンツをアピールするというのは大事なことです


ミュージシャンの中には「ジャンルに関係なく自分の音楽を聴いて欲しい、だからジャンル付けはしない」という人もいる

確かに、○○系という偏見なく自分の作品に触れてほしい、という気持ちは理解できる

でもそれは消費者の都合は無視してるかなぁ


消費者は、求めているコンテンツにどうやって辿り着くのか

「こういった物が欲しい」というのを記号化して、それを調べて探すのではないか

スーパーで、何も書かれていないパッケージの商品が、何コーナーでもないワゴンに並べられてたら誰が買うのか?

中身が良ければいいと思うのかもしれないけど、中身が何かわからなければ、どんなに中身が良くても無意味だ

ジャンルを放棄するのは、それと一緒

デスメタラーに受けると思ったら、これはデスメタルですと言った方がいい



いうのは商業音楽の話です

ダラダラ言いましたが「潜在的消費者に存在をアプローチするためにはキーワードが必要」ということです

これがpixiv小説でいうとタグにあたるわけです

ただ、素人小説は商業音楽と違い、別にそんなに多くの人に見てもらいたくないよということもあるので、同列に出来ない部分がある

実際、デリケートなジャンルの場合、タグやキャプションにあまり情報を書かない人も多い

それに、小説の中に存在する細かいフェチズムは、とてもジャンルタグや性癖タグではカバーしきれない


者が思ってる作品のテーマと、読者の感じ取るテーマが必ずしも一致してるわけではないということもある

小説名に必ず「金髪○○~」と付ける人がいるが、小説なのでもちろんキャラが金髪であることを読者は視認できない

別に作中に金髪描写があるでもなく、金髪を活かしたプレイ(?)とかでもない

これは金髪なんだ!とタイトルで宣言することで、作者の性的モチベーションが高まるのだろう

でも、金髪フェチの読者が求める作品かどうかはわからない


作者が、この作品は『年下攻め』『溺愛』『小スカ』と思ってタグ付けをしていたとしても、読者は『敬語攻め』『ストーカー』『尿道責め』フェチに感心するかもしれないのだ

一人称『俺』の攻めが『クソっ』っていうBLが読みたい時とかあるじゃないですか

そんなの一々タグ付けしてられませんよ



こで便利なのが本文検索なわけです

本文の中に出てくるワードを直接検索できるので「これが読みたい!」がそのまま探せるのです

僕はこれを、イメージした妄想世界へ直接入っていけるという意味で、ダイレクトダイブと勝手に呼んでいます(僕はいつでも真剣です)


もうダイレクトダイブが出来ないのか…


便性という点でも勿論ですが、一つのキーワードを元に、他人の脳内に直接アクセスするような没入感が味わえなくなるのが残念です

エロ小説に対してこんなことを考えているのは僕だけかもしれませんが

個として分かれていたはずの人の思考が、性癖を通じて繋がっていくことに、人間の集合的知性としての未来を垣間見るようで面白いんです

インターネットっていいよね


web上の技術的な問題は全くわからないので、運営に過剰に求めることは出来ませんが

何かしらの代替案が見つけられると良いですね

人類の明日のオカズのために


にほんブログ村 BL・GL・TLブログへ

2021年9月16日

インターネットアーカイブは万能じゃないからな

令和三年
生茶パンダ『奪っちゃった♥』ネタ生存確認しました
ときめき、リビドー、そして愛するということ…
なにが流行かではない、なにが普遍的か?それが大事だ



大好きだった作家さんがジャンルを去る
これはしょうがないことだ
オタクの心は移ろいやすい
これはしょうがないね


しかし、どうやって去るのが一番穏便なのか



例えば同人サイトに限定しても

1:無言サイト削除
2:無言サイト閉鎖
3:理由を述べてサイト閉鎖
4:無言放置
5:戻ってきますと書いて放置

大まかこのパターンが考えられる

一見、3が一番誠意があるように思えるが、わざわざそんなこと言わなくてもよくない!?ということを言って去っていく人も多い
きっと色々嫌なことがあったんだろうな、とは思うが、全力で最後っ屁かまして去っていく人もいるっちゃいる
そんな人を、後に他ジャンルで見つけた時の気持ちも中々です

パターン5は希望があるけど、読者はマジで何年でも待ってるということをわかっていない気がする
10年間、復活したかな?と定期的にサイトを見に行き
サイトが消えても、ランキングサイトに再登録されていないかチェックしている読者がいる
戦いはまだ続く!的打ち切りで誤魔化せるとは思わないでくれ

1は現実を受け止められない
4はもしかしたら作者さんに何か不幸があったのかもしれないので責められない、でも心配する
2が無難なのだろうか



これが二次の場合さらに

6:ジャンル変するが過去作も置く
7:ジャンル変して過去作全削除

が追加される
これは読者としては言うまでもなく7が有難いが、6が多いのはやはり元ジャンル者との間で波風が立つのだろうか
SNS時代になり、過去作消すことなく垢チェンジ放置という選択肢が出来たのは嬉しい


サイトの閉鎖って、失恋と一緒だ
自分(のサイト)を好きな人達を振っているわけだから
どうしたって、多少は傷つける

辛くない失恋などないにせよ、それでも、どうすれば一番平和的なのだろうかと考えずにはいられない
僕は同人サイトやったことないのでいつもフラれる側ですが

長くやってる人はそれだけで神
間違いないね


にほんブログ村 哲学・思想ブログへ

2021年9月9日

これもある意味破滅フラグな悪役令嬢だけど

 

『○○しないと出られない部屋』が発明されてからというもの、『男子二人が隠れてちょうどいい具合に体が密着するロッカー』を見なくなりました

801アイテムも生き残りが厳しいですね



神修行として、女性向け異世界転生物を読もうと、Kindleアンリミで「転生 乙女」で検索したら、関よしみ先生の魔少女転生が出てきました


乙女ゲー転生物を求めてトラウマを作ってしまう乙女いらっしゃるかしら…^^♪



論から言いますと、設定の斬新さより、実力のある作家がきちんと描き切ることが大事
まあどのジャンルもそうかもしれませんが


僕もティーンの頃、数えきれない程の王道BL学園を読み漁りましたが
捻った設定よりも、王道でいいから、しっかりした文章で最後まできちんと完結している作品が素晴らしいと常々思います

そもそも、異世界転生サクセスストーリーに要素を付け足したところで、斬新さは出ない
何をカレーにかけてもカレーかかってる時点でカレー味でしかないというのに
福神漬けを柴漬けに代えた程度でオリジナルぶるんじゃない
そんなことより、みんなが求めているのは美味いカレーだ


男女の色恋だけの物語は、人類文化の最初期から存在していて
おそらく今後もしばらくその需要はなくならない
面白い話っていうのは、必ずしも斬新な設定が必要なわけじゃないんだなぁ


設定だけで面白くなるのが、そうエロだ!
お待たせしました、エロブログです


僕がなぜアホエロを好むのか、手っ取り早く性欲を満たすためではありません


トーリーというのは上述のように、設定だけでは成り立たず、構成力や文章力、また作者の倫理観や社会経験も必要とされる
しかし、アホエロにはストーリーがなく(ほぼ)性描写のみなので、設定だけで勝負が出来る
こんなプレイが!こんなシチュエーションが!そういった作者のアイディアが見たい

見たことがないような新しい、かつエロいシチュエーションは、それだけで価値がある
そしてそれを生み出すために必要なのは技術ではなく、作者の飽くなき情熱と探求心なのです


面白い商業ロマンス小説でも、エロシーンは内容ないのでを読み飛ばす
エロしかない三文小説では真剣にエロシーンを読む
エロスタンスが違うのだからしょうがない
ああここでくっついたの、という二人の関係の進展を表すだけのエロシーンなら読む必要はない
クリエイティビティ、それが大事だ

エロ界では常に高次元クリエイションバトルが繰り広げられている
この熱い戦い、見逃すわけにはいかない……!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へ