2021年11月10日

モブおじの経済格差エグい

 

喩的な意味でも女体化でもなく、はっきりと「雌」と断定されている、人外BLを読みました


確かに生物学的に言えば、大きい卵(卵子)を持つ方が雌で、小さい卵(精子)を持つ方が雄、ただそれだけだが

人の言う「男女」がそれと必ずしも一致するわけではない

僕の考えが浅かった

これだけBLを読んでいれも、BLが何なのか理解できていなかった

まだまだ勉強が足りませんね



はリーマン物と言えば、超高層ビルにあるオフィスで窓に手をついて「見せつけてやろうぜ!」が定番でしたが

最近はブラック企業でムカつくパワハラ上司をレイプみたいなのばかりだ

これがリアルな労働環境や経済事情を反映しているのだとしたら泣ける


そういえば、モブおじさんも昔は金と権力に物を言わせて美女を凌辱……みたいな感じだったけど

最近のモブおじと言えば、もっぱら非モテのキモオタストーカーだ


下オークションで現金2千万ポンと出すイケメンヤクザも最近いないもんな…

景気が良くなったら、札束を尻にねじ込むプレイとか読めるんだろうか?

日本経済を肌感覚で理解するために、エロ創作を読むことが推奨されます



ロ創作読んでると、結局は愛に辿り着く

創作内で描かれる恋愛的なことではなく、もっと広い人間愛に目覚める

こう、エロ創作を通じて『人生』を感じちゃう


パワハラ上司レイプ物とかすごく人生って感じだよね…

キャプションに書かれた愚痴も人生…

全ての人間の生が、急に愛おしくなってくる



陽が落ちた街に、少しづつ近所の晩御飯の匂いが漂ってくる時

それまで無機質な風景でしかなかった家々に、急にストーリーがあることに気付く


そうか、みんな生きているんだ

だから勃起するんだな


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EDもまた人生

2021年11月4日

エロはフォンタジー、ならファンタジーはエロか?

 

リエロ小説を読みました


〇学生同士の性描写があったのですが、オスガキがメスガキをメスガキと呼ぶのは普通なんでしょうか?




『エロはファンタジー』とフォローのように言われますが

エロ創作における非現実的描写は、フォローが必要なほど後ろめたい物だろうか?


現実のSEXではなく、創作の中にエロスを求める人間にとって、エロ創作の非・現実性こそが重要なのではないか

そうでなければ、それが想像上の物である必要がないじゃないか


15年くらい前だったか、腐女子にボーイズラブの魅力を訊くというようなインタビュー動画をたまたま観たのですが

とある腐女子が『異性愛はちゃんと避妊してるかどうかが気になる』というようなことを言っていたのが印象的で、よく覚えています


もちろん、これは腐女子の総意ではないし、現実の同性間SEXにおいても性感染症への細心の注意が必要ではありますが

大事なのは『現実における性の煩わしさからの解放』という点です


『性』は人類の最も好きな物であり、また嫌いな物でもある

僕のような無性愛者でなくても、性において100%ポジティブな気持ちしか持たないという人はそういない

性犯罪は殺人以上に忌み嫌われる犯罪だし、健全な性愛者でもふとした時に嫌悪を感じる瞬間はある

性が、文字通り人類の繁栄の理由であると同時に、人類史に暗い影を落とし続けているのも事実です


レイプ、虐待、セクハラ、差別、ジェンダーバイアス、または非モテ……

性の暗い部分を嫌悪しつつも、エロスの心は失わない

そんな人にこそ、エロ創作があると思う


ロ創作のファンタジーたる部分が好きだ

何故なら、教壇の上でM字開脚して教師と生徒(なぜかヒロイン以外全員男子)にノリノリでレイプ(概念)されるロリ巨乳が非実在だということがよくわかる


他人を犠牲にしてまで満たされるべき性欲などない

エロスは人間的思考の上によって生み出される物であり、理性のない動物にエロスはない

僕が見たいのは人間の想像力であって、動物の交尾ではない

獣性に負けてエロスの理想を失うことは、フェティシストにとって最も唾棄すべき行いです



やもうそんな難しい真面目な話もいらない、全部ゴミ箱にブチこんで馬鹿になりたい

現実ではともかく、エロの中では下から入れたザーメンを口から吐くくらいはじけよう


各自、最高のファンタジーを追い求め続けるんだ

そして想像よ、自由になれ!

今こそ性を解き放て!

お前の性癖、見せてもらおうか……



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2021年11月1日

日々感想

 

既婚者男性寝取られメス堕ち物を読みました


攻め男×既婚者受け男の寝取られなんですが、これで終わりじゃないんですよ


ある時は攻めの手引きで受けが別の男性と関係を持ち

またある時は受けに好意を持ったモブの前でSEXをし

時には別の既婚者男性攻めと受けが寝取られSEXをする



同じ『寝取られ』でありながら、こうも様々なシチュエーションを提案できるものか…

しかも一回の喘ぎセリフの中に、必ず『不倫』『嫁』といったワードが出てくる

読者はそれが寝取られ物であることをとっくにわかってるというのに、ワード出さずにいられない

己の性欲を満たすことを追求した結果が、このような多彩な展開なのだろう

情熱への正直さこそが読者の胸を打つのだということをよく表していますね



雌堕ち物はよくあるけど、たまに見かける雄堕ち物も中々興味深い

ふたなりならともかく、元々雄なのにどうやって雄に堕ちるのか?

そもそも雄が上で雌に堕ちるという表現もおかしいとか言い出したらキリないけど、そういう倫理感とはまたちょっと違うおかしさがあるよね…



雄堕ち異性愛エロ小説(ゲイ向け)とか難解で素晴らしい

ストイックな人物が男としての性欲に抗えず、獣性に堕ちることへのフェティシズムだとはわかるのですが

それにしたって様々な矛盾を内包していて、とても哲学的なテーマだと思います

もう少しで宇宙の全てを理解できそうな…そんな感覚に陥ります


エロ創作こそが最も正直な表現じゃないか

だれも己の性癖に嘘を付くことはできない


エロ創作を読むことは、人の思考の根源を紐解くことに他ならない

これも真理へのルートの一つなんじゃないか?


哲学や心理学の本なんて全部捨てて、エロ小説を読む

僕はその道を選んだ

どっちが先に辿り着くか、勝負しようじゃないか




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