2023年12月25日

君のティッシュが見たい

 

エロアイテムとしてティッシュが登場するのって、めちゃくちゃ男性向けっぽくない?


隣のエロい奥さんがゴミ出しの時に持ってるビニール袋がティッシュでパンパン…♥みたいな

そこにエロさを見出せるのは男性が多いと思う


男性はオナニーくらいでしかティッシュを使わないという人が多いんだろう(偏見)

女性にとってティッシュは別にオナニーの必須アイテムではない(多分)し、他にもメイクとかに使うのかもしれない

ティッシュにエロさを見出すかどうかで、作者の暮らしぶりがわかりますね



だから、女性向け作品でティッシュがエロ小物として登場すると、逆におっとなる

斬新でエロく感じます

なぜ斬新だとエロいのかは僕にもわかりません



僕は慢性鼻炎でゴミ袋はティッシュでパンパン民なので

ゴミ箱にティッシュが捨ててあるだけで「お盛ん♥」みたいな表現に出会うと、困惑しかないし、正直さっぱり理解できない


でも理解出来ない物が読みたい


僕にとってはただのゴミでしかない物が、別の誰かにとっては妄想をかきたてるアイテムであったりする

同じ物を見ていても、人はそれぞれ異なるイメージを持っている

決して交わることのない他者の頭の中のイメージを、覗くことができる

それこそが僕がエロ創作に感じる悦びだから


これって人類愛だよね……


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2023年11月20日

この手の商業BLは楽天koboでセールになってがち

 

最近、動画サイトでも、思いっきりゲイ向けやーんなゲーム広告が流れますが

これでいいんだよな

美少女のおっぱいが揺れる広告流すなら、おっさんのおっぱいだっていいはずだ

その内、おっさんの谷間にも白いモヤがかけられるのかな…



短編や二次BLにおいて、男体妊娠はややマニアックな嗜好に位置しますが

こと長編ファンタジーBLにおいては多数派と言える

割とみんな気軽に子供産むよね



短編エロと長編エロでは、同じ『男体妊娠』でも、焦点の当たる場所が違う

エロに重きを置いた短編作品では、男妊娠でも、当然肉体的な出産シーンなどがフォーカスされる

しかし、あくまでストーリーが主軸の長編作品では、そういった生々しい肉体的描写は控えめにされ

大事なのは子を持つ、家庭を持つということである

妊娠というある種の困難を乗り越え、二人は幸せになりましためでたしめでたし、の一描写なんだよね


そう考えれば、短編エロではスーパーマニアックな一方、長編エロでは王道なのは納得

幸せなラブロマンスの一つの終着点なんですね

僕は家庭を持つことに興味がないですが、やはり多くの女性の夢として需要が高いということ


商業BL小説では、圧倒的に攻め側が子連れのパターンが多いけど、海外原作のハーレクインではヒロイン側がシングルマザーなことが多い

この辺の違いを深く研究してみるのも面白いんじゃないでしょうか



801家庭の子供が、片方は攻め似で片方は受け似のパターン、年代がバレるシチュエーションの一つ

多分だけど、このシチュエーションを描く人は、攻めが受けのペットをライバル視するシチュエーションも好きそう


最近見ないなっていう懐かし同人シチュエーション、たまに見かけるとすごいテンション上がるから、やめないでほしい

時代より己の癖を優先させていこうね


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2023年9月29日

夏に読んだ物とか

 

よく、物語の終盤で

囚われていた受けを助け出して、その勢いのままSEXしてハッピーエンド!ってあるけど

トイレはバケツ、みたいな劣悪な環境で数日間過ごした恋人と、SEXしたくなるものだろうか?

カップルの両方とも同じ環境にいたなら、まあまあ……って感じだけど

片方だけボロボロだと、お互い気を遣うよね

さっさと飯食って風呂入って寝てくれ、それからでもいいだろ

性欲は全ての欲求に勝るのか



僕はケモ耳や獣人が大好きで、獣人系異世界トリップも、昨晩拾った猫が美少年になってるのもいいんだけど

長年飼っていたペットが美形になって転生して飼い主とSEXするのは、あんまりノれない


獣人とか、自分に関わりのないファンタジックな存在だからいいけど、実際ペットがってなると、うーん

ペットの死をイケメンとの出会いの出汁にするのも気が引けるし

近親相姦よりもインモラルな感じしちゃうな

まあ読むけど


異世界転生って、それまでの自分の命を犠牲にしてハーレムワールドに転生するわけじゃないですか

それはいいとして

両親死んでお金持ちの親戚に引き取られる!とか、死んだペットがイケメンに転生!は他者の命を犠牲にしている分、業が深いですね

まあ、両親より金持ちのイケメンの方がいいか……


やはり、何かを得るには何かを犠牲にしなくてはならないということか…



異世界転生物でもたまに、途中で一回現世に戻ってきて、両親に挨拶してからまた転生先でハッピーエンド!っていう展開ありますが、あれ親切ですよね

犠牲にしているのが現世での自分の命と言えども、やはり親泣かせてる負い目はあるわけで

こういうフォローが入るのは、心理的に親切

あれはバラエティ番組でいう、※スタッフが後で美味しく頂きました 的なことだと思っている


媚薬を飲ませてきたチンピラが「安心しろ、副作用はない」と言うのもこれと一緒かな

男性向けではこういうフォロー描写ってあんまりないけど、女性向けはこの辺謎に親切な時ある

壁尻物で、入念にクッションが敷かれている描写があったりとか

まあ普通にしたらお腹めっちゃ怪我しそうだよね


もっと一般的なので言えば、コンドームを付けるとか、腸内洗浄とか

こういった描写を、リアリティととるか、野暮ととるか



人間模様が主体の恋愛小説における、カップルの初めてのSEXなら、そういう描写が醍醐味だけど

ずっとSEXしかしてないタイプのエロ小説で毎回それだと、排泄フェチ物でもない限り、テンポが悪い


どの描写を省いて、どこを描くか

ここに作者のフェチズムが垣間見えますね


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2023年6月29日

久しぶりに最近読んだものとか

 

更新が滞っていますが、単なる僕の気力不足であり、エロ小説は毎日読んでいるのでご安心ください



最近は、感覚遮断落とし穴が大流行ですね

個人的にはあまりこのジャンルにエロスを感じないです

どちらかというと、SFホラー脳が反応してしまう

5億年ボタンのような…

意識から切り離された感覚に自我同一性が認められるのか、議論が別れるところですね



BLエロ小説に『アナルセックス』のタグが付いていました

BLエロ=アナルセックスをするとは限らないから、付けた方が親切、なのか…?


男の娘×男の小説に『逆アナル』のタグが付いていたのは違う気がするけどな

別に逆じゃないだろ!!



それで言うと、結腸をオス子宮って表現するのも、よく考えるとおかしい

クリち〇ぽとか、雄膣とか、前立腺をメスしこりとか言うのはまだわかりますよ

逆の性別で言うところのこれ、とわかりやすくかつエロく例えてくれている


でも結腸って女性にもあるわけじゃないですか

男女が共通して持っている器官を、女性特有の器官に例えるのは、何か違うんじゃないか?

札幌にも博多にもラーメンはあるが、札幌ラーメンのことを札幌の博多ラーメンとは言わないじゃないですか

そういうことを言っているんだぞ


じゃあなにか、女性にはメス子宮もオス子宮もあるのか??


あらためて考えると、絶対ないと言い切れない深みがある

女体は神秘……

宇宙は全てを内包する


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2023年2月8日

23年1月の読んだものとか


SM調教物にたまに出てくる『永久脱毛の効果がある塗り薬』僕も欲しい

即効性の媚薬(安心しろ、副作用はない)といい、エロ創作界の技術力はすごい


最近、ゲイ向けゲームの広告がよく表示されます

なぜ、ゲイ向けはゲイ向けと一瞬でわかるのか

男性向けみたいに、露骨におっぱいが出てるとかじゃないのに

そりゃ女性向けも男性向けも絵柄は違うけど、クマ一匹描かせただけで「そう」だとわかるのはゲイ向けだけ



男性向けエロ漫画に「ミノタウロスの馬並みチンポ」という表現が出てきました

ミノタウロスの馬並みチンポ…


○○(人間)の馬並みチンポ ←わかる

ケンタウロスの馬並みチンポ ←正しい表現とは言い難いが、パッションは伝わる

ミノタウロスの馬並みチンポ ←うーん


人に対して「馬並み」という表現を使うなら

牛獣人に対しても「馬並み」と言っていけないことはないけど、なんか牛と馬でごちゃごちゃする

それに何となく失礼だ

スペイン料理食べて「イタリア料理くらい美味しい!」とか言ったら完全に失言だろ


そんなこと言ったらそもそもタウロスって牛だし、言葉って必ずしもスマートに出来ていないな

ミノタウロスの巨根を表現するのにピッタリな言葉が思いついたら、教えてください



最近来ているなと思うジャンルは、カントボーイ(女性器のある男性キャラ)です

5年くらい前はイロモノマニアックジャンルでしたが、今やすっかり人気ですね

男ふたなり(女性器も男性器もある男性キャラ)の方が以前は一般的(?)なイメージでしたが、今やカントボーイの方が多いのも興味深い

やっぱり、股間の情報量が密すぎてゴチャゴチャするからだろうか

アリアリのふたなりは構造が分かりにくいから、特に物書きは避けがち


男性向けジャンルでは、ディックガールがマニアックで、ふたなりは大人気なことと照らし合わせてみるのも面白いですね



カントボーイジャンルの隆盛は、『801穴』という概念がすっかり廃れた証に思えます


男キャラに受け身のSEXをさせたい、でも肛門には抵抗がある、という意図で出来た概念が801穴だと考えていますが

『じゃあいっそ女性器付ければよくない?』という発想の転換が、今のカントボーイ人気に繋がっているのではないか

もちろん、カントボーイの魅力は肛門回避の便利穴というだけではないけれど…


逆に、真のケツ好きが、ケツに残った感じもします

実在する二穴の圧倒的リアリティの前に、801穴は風前の灯


どの穴を選んでも、ストロングなことに違いない

それぞれ、自分の信じる穴を掘り進める

それが道だよ


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