タイトルが全てなんですが
僕は巨乳として許せる範囲は、片球頭一個分くらいまでで
それ以上は巨乳というか、乳のデカい異形フェチと捉えている
しかし乳デカ異形絵師が最初から乳デカ異形が好きだったかというと、そうでもないことが多い
昔の絵を見てみると、常識的なサイズの巨乳を描いている
モグ波も最初はあんな体型じゃなかったもんな…
描いているうちにどんどん極端になってしまうのである
人体デッサンのメソッドなんて、性癖の前では何の効力も持たない
絵は描けば描くほど上手くなるというのが定説だが、エロ絵師は描けば描くほど人体が非現実的になっていく
胸に限った話ではないけど、部分でっかいフェチは歯止めが効かない
どんどん大きくなっていく
これを繰り返した結果、鎖骨から下が異様にデカい生き物が誕生する
思うに、巨のレベルを超えたエクストリームビッグを好む人は『あいつ超でっけえ!』という特別感を求めている
最初描いた時は特別大きいと思っていても、描き続けていくとそれがスタンダードになってしまう
『特別大きい』という最初の感動を求め、さらにそこから大きくしていく
こうしてもっともっとと肥大化を繰り返していくと、数年で倍の大きさに成長する
お気に入りの絵師の描く男キャラが、数年で肩幅が倍以上になってしまった
初期はリアリティのあるマッチョを描いていたが、いつのまにか頭が僧帽筋の狭間に埋もれ、三角筋はローマ帝国のように勢力を広げていった
まあでもこれはこれで…^^
巨根に関しては、巨乳やマッチョと違い、他のパーツとのバランスを考えなくてもいいという部分では、大きく描きやすい
付け根の幅が胴体の幅に収まっていれば、ギリギリ成り立つのではないだろうか(完全に人体がチンコに乗ってるタイプの巨根も見かけるけど…)
出ている時はいいとして、問題は納める時です
これが内臓に入るのか、どうやってパンツにしまってたのか、という疑問はつきない…
着衣で勃起したら壊死しそう
巨になれすぎて、小さいというシチュエーションをいざ描いた時、全然小さくない
小ささを求めて読むとうーんってなるので、そういう時は作者の普段の絵と見比べる
大きさというのはあくまで相対的な物なのだ
巨乳もマッチョも、一部分を大きくして、釣り合いで別部分も大きくして、伸ばして…と
体のバランスを取っていくうちに、結局のところ『頭が小さい』に辿り着く
超乳・超マッチョの描き方に悩んでる絵師のみんな
頭を小さく描けば手っ取り早いぞ!
でもそういうことじゃないんだよな、わかる
結局好きなように描くのだけが正解だよ