2021年11月4日

エロはフォンタジー、ならファンタジーはエロか?

 

リエロ小説を読みました


〇学生同士の性描写があったのですが、オスガキがメスガキをメスガキと呼ぶのは普通なんでしょうか?




『エロはファンタジー』とフォローのように言われますが

エロ創作における非現実的描写は、フォローが必要なほど後ろめたい物だろうか?


現実のSEXではなく、創作の中にエロスを求める人間にとって、エロ創作の非・現実性こそが重要なのではないか

そうでなければ、それが想像上の物である必要がないじゃないか


15年くらい前だったか、腐女子にボーイズラブの魅力を訊くというようなインタビュー動画をたまたま観たのですが

とある腐女子が『異性愛はちゃんと避妊してるかどうかが気になる』というようなことを言っていたのが印象的で、よく覚えています


もちろん、これは腐女子の総意ではないし、現実の同性間SEXにおいても性感染症への細心の注意が必要ではありますが

大事なのは『現実における性の煩わしさからの解放』という点です


『性』は人類の最も好きな物であり、また嫌いな物でもある

僕のような無性愛者でなくても、性において100%ポジティブな気持ちしか持たないという人はそういない

性犯罪は殺人以上に忌み嫌われる犯罪だし、健全な性愛者でもふとした時に嫌悪を感じる瞬間はある

性が、文字通り人類の繁栄の理由であると同時に、人類史に暗い影を落とし続けているのも事実です


レイプ、虐待、セクハラ、差別、ジェンダーバイアス、または非モテ……

性の暗い部分を嫌悪しつつも、エロスの心は失わない

そんな人にこそ、エロ創作があると思う


ロ創作のファンタジーたる部分が好きだ

何故なら、教壇の上でM字開脚して教師と生徒(なぜかヒロイン以外全員男子)にノリノリでレイプ(概念)されるロリ巨乳が非実在だということがよくわかる


他人を犠牲にしてまで満たされるべき性欲などない

エロスは人間的思考の上によって生み出される物であり、理性のない動物にエロスはない

僕が見たいのは人間の想像力であって、動物の交尾ではない

獣性に負けてエロスの理想を失うことは、フェティシストにとって最も唾棄すべき行いです



やもうそんな難しい真面目な話もいらない、全部ゴミ箱にブチこんで馬鹿になりたい

現実ではともかく、エロの中では下から入れたザーメンを口から吐くくらいはじけよう


各自、最高のファンタジーを追い求め続けるんだ

そして想像よ、自由になれ!

今こそ性を解き放て!

お前の性癖、見せてもらおうか……



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