2021年9月9日

これもある意味破滅フラグな悪役令嬢だけど

 

『○○しないと出られない部屋』が発明されてからというもの、『男子二人が隠れてちょうどいい具合に体が密着するロッカー』を見なくなりました

801アイテムも生き残りが厳しいですね



神修行として、女性向け異世界転生物を読もうと、Kindleアンリミで「転生 乙女」で検索したら、関よしみ先生の魔少女転生が出てきました


乙女ゲー転生物を求めてトラウマを作ってしまう乙女いらっしゃるかしら…^^♪



論から言いますと、設定の斬新さより、実力のある作家がきちんと描き切ることが大事
まあどのジャンルもそうかもしれませんが


僕もティーンの頃、数えきれない程の王道BL学園を読み漁りましたが
捻った設定よりも、王道でいいから、しっかりした文章で最後まできちんと完結している作品が素晴らしいと常々思います

そもそも、異世界転生サクセスストーリーに要素を付け足したところで、斬新さは出ない
何をカレーにかけてもカレーかかってる時点でカレー味でしかないというのに
福神漬けを柴漬けに代えた程度でオリジナルぶるんじゃない
そんなことより、みんなが求めているのは美味いカレーだ


男女の色恋だけの物語は、人類文化の最初期から存在していて
おそらく今後もしばらくその需要はなくならない
面白い話っていうのは、必ずしも斬新な設定が必要なわけじゃないんだなぁ


設定だけで面白くなるのが、そうエロだ!
お待たせしました、エロブログです


僕がなぜアホエロを好むのか、手っ取り早く性欲を満たすためではありません


トーリーというのは上述のように、設定だけでは成り立たず、構成力や文章力、また作者の倫理観や社会経験も必要とされる
しかし、アホエロにはストーリーがなく(ほぼ)性描写のみなので、設定だけで勝負が出来る
こんなプレイが!こんなシチュエーションが!そういった作者のアイディアが見たい

見たことがないような新しい、かつエロいシチュエーションは、それだけで価値がある
そしてそれを生み出すために必要なのは技術ではなく、作者の飽くなき情熱と探求心なのです


面白い商業ロマンス小説でも、エロシーンは内容ないのでを読み飛ばす
エロしかない三文小説では真剣にエロシーンを読む
エロスタンスが違うのだからしょうがない
ああここでくっついたの、という二人の関係の進展を表すだけのエロシーンなら読む必要はない
クリエイティビティ、それが大事だ

エロ界では常に高次元クリエイションバトルが繰り広げられている
この熱い戦い、見逃すわけにはいかない……!

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