最近よく業者×人妻♂浮気SEX物を読んでいるので、家に業者が来ると(一方的に)気まずい
欲求不満の人妻♂が宅配業者のお兄さんと云々みたいなやつね
人妻メスお兄さんも業者も別に好みのタイプってわけじゃないんですが、人妻♂物作品は好きです
当たり前に人妻♂が存在している世界観が好き
僕はあまりオメガバースが好きじゃない(あまり好きじゃないだけで普通に読む)
オメガバースっていうのは一種の説明神話だと思います
なぜ男同士で子供が出来るのか?
なぜ801チンピラは的確に受けを見抜くのか?
そもそも何故受けが受けで、攻めが攻めなのか?
こういったBLの不条理は、それを創り上げてきてお約束を受け継いできた日本の腐女子にとっては当たり前の物でも
ネット文化が普及してから突然お約束を浴びた形の外国人にとっては、ツッコミどころ満載だったことだろう
なので、その不条理を合理的(?)に説明するシステムとして、オメガバースが想像されたのではないだろうか
いやオメガバース開発の経緯とか全く知らんから僕の妄想ですけど
でも僕はそこに、ちょっとした言い訳がましさを感じてしまう
長編シリアスならともかく、短編エロなんて大した理由もなく男妊娠していいじゃないか
世界観に対して共通認識がなくたって、これが俺の性癖だ!で済む話だ
まあオメガバースの世界に萌えを感じてるならそれでもいいんだけど
世界観に対して何の説明もないまま、当たり前のように人妻♂が出てくることに、作者側の読者のために性癖を曲げない姿勢を感じる
「うちはこういう作風でやってますから」という、言い訳のない頑固で職人気質なスタイル
客が美味いと思う物を出すんじゃない、俺が美味いと思った物を出すんだ、というような我の強さ
好きだ
僕も内心(人妻♂ってなんだよ)と思ってるんだけど、そのとまどいをねじ伏せる勢いで性癖を押し付けてこられると、わからされざるを得ない
自分の性癖のために、常識を自由に歪ませていいと思う
シャツの襟を立てているのが最高にエロいというのが常識の世界観のエロ見たことあるけど
何の説明もないから、最初はえ???って感じなんだけど、しばらくすると「こいつ襟立ててるぜ!ど淫乱が!」みたいなセリフも(そうなんだ)と受け入れられるようになる
作者の純粋な情熱をわからされた時、そこにきっと感動はあるよ
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