2021年4月19日

あの頃BL学園を書いてた人が、今異世界転生書いてるのあり得る?

 

うとう『異世界転生姫になったけど、悪役令嬢にやり返されたくない!』

みたいなのが広告に出てきた


異世界転生姫溺愛ルート→姫をぶちのめす異世界転生悪役令嬢嫌われのち総愛され

ときて

悪役令嬢にやり返されたくない異世界転生姫

まできたか、捻りすぎだろ


の流れ、何か既視感が…


王道BL学園

アンチ王道BL学園

非王道BL学園


この流れと完全に一緒ですね

となると、正ヒロインも悪役令嬢も両方幸せなタイプが次に流行るということか!?


王道テンプレがあるから、邪道が派生するということ…

テーゼあってのアンチテーゼ

新しい物が生まれるためには、マンネリズムも必要なのだろう


まあ捻っても基本的に一緒だけどな…

どんなに似たような話でも、閉鎖的空間で無条件にチヤホヤされる気持ちよさは普遍だということ



フォーマットが出来上がっていて、その中でより燃えるコーディネートが出来るか?っていうタイプの創作

普遍的な『良さ』を押さえつつ、シチュエーションやキャラクターを変えていく、というのは

例えば既に誰かが作り上げたキャラクターや設定を拝借した二次創作や

季節物や○○しないと出られない部屋みたいなお約束ネタ、○○バースのような共通世界観と同じで、非常に同人的なアプローチだと思います(まあ実際なろうとかだし)


版権的な意味でのオリジナルか二次創作かとか、あるいは自費出版がどうこうとかよりも

『ある種のテンプレートを基に、お好みで配役した創作』が同人的創作だなぁと僕は思います

作者と読者の中に最初から共通認識があるから、読者は作品にすぐに入り込める

そして、共通認識その物も同人の面白さの重要な部分です



はヲタクヲタクなので、作者一人で完結させた作品よりも

そういったヲタク達がみんなで創り上げてきたノリみたいな物に惹かれる

これだから素人創作は目が離せねえんだよ



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