2018年11月19日

エロはギャグか


性は隠すべきことかどうか


地球上の殆どの人間がSEXから生まれてきて、タブーも何もって話しだし
正しい性知識を身に着けることは大事だ、身体の性について、下品なネタとしてではなく、話し合えない世界はおかしい

それでもHなことをあまりおおっぴらにしたくないと思うのは、ぶっちゃけその方がエロいからです
モザイクも伏字も、あった方が逆にエロいみたいなとこある


女性向けエロ創作界でも、露骨な単語をガンガン使う作風が支持を集めてきています
もう震える花芯が蜜を零す時代じゃないんですよ…^^
僕もモロ語・露骨系は以前から好きですが、やりすぎるとギャグになってくる


これは僕が意地悪な目で見ているから、ではない
作者もエロなのかギャグなのかわからなくなっている時ある
頑張った結果やりすぎてギャグっぽくなっちゃった、なら僕だってエロとして読みます
でも作者がエロとして書いたのか、ギャグとして書いたのか本当にわからない露骨エロもある
作者もちょっと照れ隠しが入ってくるときあるから

モロ語・語尾に♥・喘ぎくらいならわかるけど、さすがに1ページ丸々カギカッコの中に納まってたりするとな
あれはどういう気持ちで読めがいいんだ

エロい単語を増やせばエロくなる
これは確かにそうなんだけど、”裸芸人”というジャンルがあるくらいだし、堂々としすぎてると駄目なのかな



エロスの衝動は抑圧の反動です
背徳は、そもそも道徳がなければ成立しない
羞恥心のない人に羞恥プレイは描けないのです

秘められた物であるからこそ、仄暗い欲望を抱くのであって
もし性がタブーでなくなったら、最早そこにエロティシズムは感じられなくなるのではないか
隠された物を暴き、禁じられたことしたいという欲求がリビドーなのでは

肉体の性やジェンダーについて、健全に話し合える社会はウェルカムです
でも、エロスの想像の余地を残しておいてね…





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